ポニーテールやエクステンションは薄毛・抜け毛の原因になります!
これは男性よりも女性の方に多く、あのスーパーモデルのナオミキャンベルも、長年エクステを続けた為に薄毛になったようです。。
一般的には牽引性脱毛症と呼ばれ、芸能界やハリウッドスターなど、華やかな世界で働く方もよく悩まされています。
髪や頭皮に強い負担をかける髪型なので、薄毛にならない為にはどう対策したらいいのか、知っておいた方が良いですよ^^;
牽引性脱毛症とは?
牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)とは、髪を長時間きつく束ねたり、縛ることが原因の脱毛症になります。
髪を強く引っ張られることで、だんだんと髪が細くなり生えなくなっていきます。
分け目が目立ってきたり、髪が後退してきたという方は要注意です!
次のような髪型は特に薄毛のリスクがあります。
ポニーテール
髪を束ねて後ろに引っ張り上げているので、常に後方へ負荷がかかります。
動くたびに重さが増すので、髪が抜けやすくなってしまいます。
ポンパドール
前頭部、側頭部の髪を頭頂部へ引っ張り上げているので、生え際が後退しやすいです。
エクステンション
牽引性脱毛症に一番なりやすいのはエクステンションを使用した髪型です。
特に編み込み型のエクステは、髪や頭皮に大きな負荷がかかります。
さらに、シャンプーがしづらく髪も乾きにくいので、髪や頭皮を清潔に保ちにくいといったデメリットもあります。
ひっつめ髪
後頭部あたりで団子のようにまとめる髪型になります。
こちらもポニーテール同様、後ろに引っ張られているので抜け毛になりやすいです。
三つ編み
髪の中ごろ辺りで編み込んであるものは負担も少なくて良いのですが、髪の根元から強めに編まれている髪型は薄毛になりやすいです。
分け目が目立つようになり、地肌が露出しやすくなるので、紫外線の影響も受けやすくなります。
カチューシャ
カチューシャを使用すると、髪全体を後ろへ引っ張る為、髪や頭皮に負荷をかけてしまいます。
とはいえ、ポニーテールやエクステなどと比べると、負荷は大きくありません。
ヘアアイロン
ヘアアイロンを使用中、クセ毛や縮毛を伸ばすために強く髪を引っ張る方もいますが、これをすると抜け毛が出やすくなります。
クセ毛を伸ばすときは、はさむ⇒離す⇒ずらす⇒はさむ、といった感じで伸ばすようにしてください。
ヘアアイロン自体、髪を傷めるものなので、使いすぎないように気をつけましょう。
牽引性脱毛症の予防・対策はコレ!
牽引性脱毛症を未然に防ぐ事が一番の対策になりますが、すでに脱毛が進行しているという方は、早めにこちらを取り入れるようにしてください。
長期間締め付ける髪型をしない
束ねたり締め付ける髪型を毎日するのではなく、日を空けたり、髪型を変えるなどの工夫をされてください。
分け目を変える
同じ分け目を続けていると、そこにだけ強い負荷がかかるので薄毛になりやすいです。
たまには分け目を変えたり、全く違う髪型にすると負担を減らすことができます。
根元から髪を梳かない
髪を梳くときは、毛先の方から少しづつ梳かしてください。
根元の方から行うと、梳きにくく、抜け毛や切れ毛が発生する恐れがあります。
髪をかき上げるクセをやめる
たまに髪をかき上げるくらいなら大丈夫ですが、
かき上げること自体クセになっていたり、普段から髪を触ってしまう…といった方はクセを治した方が良いですよ。
いつの間にかそこの部分だけ薄毛になることもあるので、注意してくださいね。
育毛剤を使用する
負荷のかかる髪型をすると、頭皮が炎症を起こしていたり、髪の状態が悪くなることも多いです。
髪型や分け目を変えることに加えて、育毛剤などで髪や頭皮のケアをすると効果的です。
頭皮のマッサージをする
育毛剤の使用後、頭皮のマッサージをすると育毛効果を感じやすくなります。
頭皮マッサージの方法!
1、こめかみ辺りの側頭筋に指を4本当てて、頭頂部に向かって円を描くように押していきます。
2、前頭部の生え際から頭頂部に向かって同じようにマッサージしていきます。
3、最後、後頭部の生え際から頭頂部まで同じです。
※マッサージは下から上にマッサージしていくのが基本となります。
頭皮までの血流は、心臓から頭頂部に向かって流れているので、それに合わせることが大切です。